10月の走行覚書2014年10月31日(金)今月も月間目標走行距離800kmを上回る1,000km超えの走行ができました。
年間累積も8,400Kmを超え、いよいよ年間走行目標距離の9,000kmまでわずかとなりました。
今年も目標距離への到達が見えてきました。
しかしながら、今月のロングライドは津南Tgの一度だけでした。
但し、今月も自転車通勤で走行距離を伸ばす事ができました。
11~13日の3連休に柏の自宅へ帰りましたが、土曜日は通院、日曜日には昼前から法事で外出、最終月曜日は台風19号の影響を考え早めに長岡へ戻るという状況で、自転車活動はほんの少々でした。
19日には2年ぶりに秋の小布施へ車載輪行で出かけ、街の雰囲気と旨いものを満喫して来ました。
最終週末ようやくエクセラ号で津南までロングライドできましたが、今月ミニベロ号以外の走行はその1度のみでした。
もうすぐ長岡地域は雪の季節を迎えます。
雪前には長雨となりますが、せめて11月までは積極的に走りたいと思います。
■10月度走行データ
車体名称 型式 走行距離[km]
1号車ミニベロ号 Raleigh Small Sport 916.84
2号車ウノ号 Calamita UNO 0
3号車エクセラ号 ARAYA Excella Sportif 153.22
4号車オールド号 OLD DAHON Ⅰ 0
5号車マスター号 Colnago Master-X Light 0
全車合計 1,070.06
目標走行距離 800
単月差異 +270.06
■ 2014年累積走行距離(年間走行目標距離:9,000km)
月度 目標走行距離[km] 実績走行距離[km] 差異[km]
1月 300 314.57 +14.57
2月 200 205.64 +5.64
3月 600 481.19 -118.81
4月 1,200 1,205.03 +5.03
5月 900 929.24 +29.24
6月 800 901.11 +101.11
7月 1,100 773.59 -326.41
8月 1,000 966.42 -33.58
9月 1,000 1,550.80 +550.80
10月 800 1,070.06 +270.06
11月 700
12月 400
累計 9,000 8,410.44 +510.44
■ 今月のメンテ・改造実績など自転車ネタ
今月、ミニベロ号(Raleigh Small Sport)のチェーンを交換しました。
交換前のチェーンは7,000km以上走行したので延びきっていました。
これがチェーン落ちの原因にもなっていました。
メンテはちゃんとやらなければいけませんね。
■ 今月の自転車通勤
12回(走行距離は556.92km)
今月もジテ通の頻度は高かったですが、来月はどうなる事でしょうか。
11月以降は雪前の長雨(梅雨時期より雨が多い感じがします)が始まることもあり頻度は低下します。
また急激に日が短くなってきたので、朝のモチベーションも下がりますね。

今日のジテ通の1ショットです。
桜が綺麗に紅葉しています。
■トピックス
①10/4 野菜買出しポタ
天候がめまぐるしく変わる日でしたが、道の駅「わしま」まで野菜を買出しに行きました。
その際、近くにある住雲園(じゅううんえん:JR越後線の前身の越後鉄道建設に尽力された
元の久須美家)を訪ねました。
昼が過ぎて帰る頃には天気も回復し、途中の谷津が綺麗でした。




②10/11 『でべそ』と手賀沼ポタ
この日は通院の後ミニベロ号に子供乗せを装着しました。
久しぶりに『でべそ』と我孫子、手賀沼をポタリングしました。
『ラピッド』ともボール遊びをしたりと、孫と遊んだ週末となりました。




③10/19 小布施、車載輪行ポタ
2年ぶりに長野県の小布施を訪ねました。
朝は霧で寒かったですが、霧が晴れてからは日差しの強い好天に恵まれました。
素晴らしい天候のもと街を散策し、お約束の『甘精堂御膳』も無事食べてきました。




④10/25 津南「大名カツ丼」Tg
夜には友人と集まりがありましたが、長野県境の津南にある「たからや」へ『大名カツ丼』を食べに行ってきました。
地元の食堂ですが、ブランド豚“津南ポーク”を使った一味違う旨いカツ丼でした。
このツーリングの際、R117と千曲川を挟んで対岸(左岸)のK49などを往復しました。
アップダウンは多いですが、車の通行量が少なく信号も滅多にない非常に快適な道路でした。
特に津南手前のR353は林道の様な素晴らしいロケーションでちょっと感激しました。



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- 2014/10/31(金) 20:33:55|
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津南カツ丼Tg2014年 10月25日(土)■ 使用車:3号車エクセラ号(EXS)
■ 概要:ブランド豚の旨いカツ丼を食べに、素晴らしい道を通って津南まで行ってきた。
■走行データ:
アパート → 小千谷 → R117 → K177 → K49 → R253/一瞬 → 浅川原調整池 → K49 → ミオンなかさと → R353 → K49 → 豊船橋 → R117 → 津南駅 → たからや(ランチ)→ クアアウス津南 → 津南駅 → K49 → R353( 往路を逆走行で小千谷まで)→ R117 → 山本山大橋 → 越の大橋 → 越路橋 → フェニックス大橋 → 喜多町セブン(おでん購入) → アパート
※走行記録
Dst:153.22km Tm:7:28' Av:20.5km/h Mx:55.3km/h
※ランチ:「たからや」で『大名カツ丼』(¥900)
セブンカフェ:2杯
先々週のことですが、こちらの友人から10/25(土)に定例ミーティングをやるので、夜の予定を空けるようと連絡がありました。
本来であれば10/25は連休週末の初日なので、予定していた秋の小布施輪行のつもりでした。
しかしながらこのお誘いがあったため、先週末は土曜出勤の週末1日休みでしたが小布施行きを1週間早めて決行しました。
そこで予定を入れ替えて、昨日の土曜日は本来ならば先週末に予定していた“津南で名物のカツ丼を食べる”ツーリングを走ってきました。
尚、夜の約束があるので16:30に帰宅しました。
津南町は千曲川沿いに走るR117の長野県境に位置する山間の町で、新潟県随一の豪雪地帯です。
先週の小布施行きにも、往復ともに津南を車で通過しています。
ここ数年は最高積雪量(降雪量ではなく)が4Mを越え、繁華街ではない近在集落では交通手段が遮断されることも頻繁に起こります。
ニュースでご存知の方もいらっしゃると思いますが、毎年集落が孤立状態となり大騒ぎになっています。
冬にはその様に大変な事態に陥る地域ですが、ここにはブランド豚の“津南ポーク”があり町起こしに一役買っています。
“越後もち豚”と共に旨い豚肉として高い評価を得ています。
その津南ポークを使って、独特な旨いカツ丼を食べさせる店が津南にあるということです。
その店「たからや」へ『大名カツ丼』を食べに行ってきました。
■エクセラ号

相棒はエクセラ号ですが、なんとミニベロ号以外に乗るのは今月初めてでした。
6:00に出発しました。
■R117

小千谷から一旦越後川口を通り再び小千谷へ入りますが、R117川口ICを過ぎると朝霧が湧いていて気温9℃ですが少々寒いくらいです。
■県道49号線

先週もそうでしたが長野方面へ行く場合車ならR117を走りますが、今回は往路R117と千曲川を挟んで対岸のK49を走って津南へ向かいます。
R177と並走する県道なので若干空いている様ですし、アップダウンも多く変化に富んでおり途中に集落もあります。
但し、津南までの途中にはコンビニが一軒しかない様です。
岩沢の手前の三叉路を右折してK49方面へ向かいます。
■K49

真人(マットウ)の手前の峠から、早速千曲川の絶景が望めます。
■ 川西町セブン

峠や集落をいくつか超え十日町市に入ると、川西町にこのルート唯一のコンビニがあります。
ここでトイレ休憩を取りセブンカフェを飲みます。
ここに着いた時には強い日差しでかなり気温も上がったので、ウインドウブレーカを脱ぎました。
■ 浅川原調整池

千曲川を挟んでJR十日町の対岸にある浅川原調整池へ到着しました。
ここまで結構なアップダウンの連続で、ヘルメットの中は汗でびっしょりです。
予想以上に気温が上がっています。
■ 素晴らしい路面

K49は細くなったり広くなったりと変化に富んでいますが、こんなに素晴らしい道路の部分もあります。
車が少ないので下り坂では50km超えで快適に走行できます。
■ 宮中ダム

JR越後田沢駅対岸の宮中ダムに到着しました。
街中に近いので大規模ではありませんが、千曲川を堰き止めてダムがあります。

ダム湖の脇には、立派な立木に囲まれ神社がありました。
■ ミオンなかさと

宮中ダムの近くに「ミオンなかさと」と言う立ち寄り温泉を主体とした十日町市の公共施設があります。
ここでは利用率の低かった温水プールのドームの様な建屋の中で、町興しに『トラフグ』の養殖をしているとのことです。
温泉の地熱を利用したものかと想像していましたが、なんと温泉自体(薄めて水温コントロールされていますが)の中で『トラフグ』を育てるそうです。
通常の海水での養殖より、5割がた成長が早いそうです。

残念ながら改装工事中で『トラフグ』を見ることはできませんでしたが、そのうち十日町でふぐが食べられるようになりそうです。
■ R353

宮中ダムを過ぎてしばらく走ると、K49からR353へ道路が変わります。
国道ですが県道よりよほど幅員も狭く、正に林道です。
車のすれ違いも無理な箇所ばかりです。

しかし、この道路は素晴らしかったです。



峠道なので、アップダウンがあり森の中を走っていますが、千曲川沿いの素晴らしい景色を眺めながら走ることが出来ます。
熊の出没などが若干心配ですが、今年初めて走った道路としては間違いなくベストでした。
余りに素晴らしいので復路R117で帰る予定を変更し、帰りもこの道を通ることにしました。
■ 豊船橋

ちょっと道を間違えたついでに、この橋から対岸R117へ向かいました。
■ 峠道

R117へ出るのに峠を1つ超えますが、良い道路で両側にはススキがいっぱいですっかり秋の気分を満喫できました。
■ 津南駅

ランチスポット開店まで少し時間があったので、R177を右折してJR津南駅まで偵察(復路はここから左岸側を帰ります)してきました。
何んと“リバーサイド津南”と言う公共施設自体が駅舎を兼ねています。
まあ駅ビルみたいなものですね。
食堂や土産店などが入っていました。
■ たからや

今日のランチスポット「たからや」に到着しました。
ここは地元のブランド豚である津南ポークを使った独特のカツ丼を食べさせる店だそうです。
11:00開店とのことですが、5分前に到着すると既に開店しており1番で着席しました。

店内には芸能人やレポーターのサインや記念写真がいっぱいです。
この店は頻繁に旅番組やB級グルメ番組で紹介されているようです。
知らない人が殆どでしたが、渡辺徹のサインと記念写真もありました。

『大名カツ丼』(¥900)です。
通常のカツ丼と違い、濃いタレでとんかつを卵とじにしてあります。
15mm位の肉厚なとんかつが乗っており旨いカツ丼でした。
もう少し肉の量が多ければベストでしたが、ボリュウームは充分でした。
他のお客さんが食べていたラーメンなども旨そうでした。
店を出る11:20には既に6割がたの席が埋まっており、地元のお客さんが多い店でした。
■ クアハウス津南

「たからや」のある市街から長野方面へ長いトンネルを1つ超えると、丁度“道の駅”の様な施設があります。
立ち寄り湯もあります。

ここの地元野菜の販売所がなかなか素晴らしいです。
新鮮さは他のこの種の販売店と共通していますが、とにかく圧倒的に安いことが特徴です。
今日はエクセラ号なので積載余地がないため諦めましたが、ミニベロ号であったら野菜満載で帰るところでした。

一例としては、大きなキャベツが¥150程度、大きな長ネギ10本¥150、素晴らしく綺麗なデカいブロッコリ-が¥150、トマト8個¥150など、スパーと比較すると間違いなく1/2〜1/3くらいの価格です。
私の知る限り、間違いなく日本一安い野菜販売所ですね。
車でここに来る機会があれば、皆さんもどうぞ立ち寄ってみてください。
■ 復路R353

往路あまりに素晴らしかったので、復路もR353を通ります。
谷津の様なところで休憩しました。

千曲川です。

R353もそろそろ終点に近づき、ダム施設が見えてきます。
■ 妻有RIDE QUEST

十日町エリアに入ると“RIDE QUEST”のコース案内板がそこここにありました。
昨年、千葉の輪友テガさんが仕事半分で参加された自転車イベントです。
昨年はゴール地点でテガさんと合流し、温泉に入って由屋でへぎそばを食べたことを思い出します。
おそらく今日(10/26日曜日)が競技当日なんでしょう。
■ 浅川原調整池

アップダウンの連続で少々疲れたので、復路もここで休憩しました。

池には鴨が沢山泳いでいました。
■ お屋敷

十日町の市街交差点のところに、素晴らしく大きなお屋敷がありました。
十日町は昔から反物の生産地でもあり、結構銀座にビルを持っている人などが多いと聞いたことがあります。
このお宅の住人もそんな方なんでしょうか。
■ 山本山大橋

小千谷まで戻ってきました。
いつもの橋からの風景ですが、今日も綺麗です。
■ フェニックス大橋

今日は越路橋から右岸を走りました。
フェニックス橋越しに弥彦山も良く見えます。
■ セブンのおでん

セブンのおでんが¥70セール中なので、日曜の夕食用に喜多町のセブンで購入しました。
昆布出汁をとり直し、酒、みりんなどを加えて味を調えれば、その辺のおでん屋よりよほど旨いおでんになります。
夕食はこれにおにぎりでしょうか。
走行距離は150km少しでしたが、帰宅後ルートラボを作成すると獲得標高は1,300m程度でした。
どおりで疲れたわけだと納得しましたが、腿、ふくらはぎ、膝に今も疲れが残っています。
しかし、とにかくR353の素晴らしさに感激したツーリングでした。
また行かなくてはと考えています。
今日も長岡は快晴ですが筋肉痛取りのため、これから越後川口の立ち寄り湯へでも行って、1日まったり過ごそうと思っています。
- 2014/10/26(日) 09:19:02|
- 長岡(新潟)
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小布施車載輪行ポタ2014年10月19日(日)■使用車:1号車ミニベロ号(RSS)
■概要:絶好の天気の中、長野県の小布施まで秋の味覚を食べに行く。
■走行データ:アパート → レガシーでR177道の駅「千曲川」(車はデポし自転車を降ろす)→ 「千曲川」出発 → R177飯山 → 吉田 → 小布施到着 → 新生礼拝堂 → 淨光寺 → 岩松院 → 小布施駅 → 「桜井甘精堂泉石亭」(ランチ) /「茶蔵」(デザート) → 民族資料館 → 北斎館 → ハイウエイオアシス小布施(小布施PA) → 「桜井甘精堂本店」 → 吉田 → 飯山 → 道の駅「千曲川」 (ミニベロ号車載) → R117 → アパート
※走行記録
Dst:67.16km Tm:3:39' Av:18.3km Mx:52.1km
① 小布施ポタのルートラボ
② レガシー(長岡→R177道の駅“千曲川”)の往復ルートラボ
※ランチ:「桜井甘精堂 泉石亭」で『甘精堂御膳』蕎麦大盛り(¥2,440)
※デザート:「桜井甘精堂 茶蔵」で『モンブラン栗ソフトクリーム』(¥350)
※土産:①「小布施PA」で『栗おこわ』3人前(¥1,550)
② 小布施町で秋映りんご3個[¥400)
③「桜井甘精堂 本店」で土産『焼菓子詰合A』(¥1,890)
『焼菓子詰合B』(¥2,852)
※岩松院拝観料:¥300
※北斎館入館料:¥500
※セブンとサークルKでコーヒー:3杯
古い話になりますが30年ほど前から、夏になるとワイフの兄弟家族と『区民の森』という目黒区が運営する蓼科の広大な宿泊施設に車で出かけ、バンガローに泊まりバーベキューを楽しむ恒例行事が10年近く続きました。
又、そこを拠点に近隣の様々な景勝地を訪れたり、牧場でアイスを食べたり、釣りをしたりと大自然の中楽しい時間を過ごしたものです。
多いときには5家族20人以上が参加したこともあり、バーベキューの焼き係だった私は大変な思いもしました。
時が過ぎ子供達が中・高校生くらいまで成長すると、部活だ何やで子供達が参加出来なくなくなってきました。
そして夏の蓼科行きも、最後は大人中心のイベントへと変わっていきました。
大人ばかりになりつつあった20年ほど前からは、蓼科を拠点に長野県内全域を観光するようになりました。
蓼科・美ヶ原ばかりでなく千畳敷、乗鞍、上高地、清里、又散在する様々な温泉地も巡りました。
その際、毎年ではありませんでしたが、栗の名所である小布施の「桜井甘精堂・泉石亭」でランチを摂ることが半ば定例化しました。
しかし10年前に東京の会社を退職し長岡単身勤務生活が始まると、私自身が夏の蓼科へは参加出来なくなりました。
もっとも今は蓼科の施設自体が目黒区の手を離れた上、皆が歳を重ねたことでもあり活動自体がなくなってしまいましたが、楽しかった思い出満載のイベントでした。
話は変わり長岡から小布施までは120km程度の距離で、それも渋滞のない国道117号線を走るため、時間も大して必要としません。
車なら普通に走って約3時間というところでしょうか。
本当は長岡から自転車で行きたいところですが、往路の登り坂の連続を考えると距離の割りにはハードなコースであり日帰りは難しいところです。
またハイシーズンはどこの宿泊施設も一杯で、天候と予約時期の問題がありまだ自走での小布施往復は実績がありません。
その様な状況の中、5年前くらいから自転車を車載して小布施へ行くようになりました。
ほとんどの場合新蕎麦、新栗を食べることが出来る秋の訪問ですが、一昨年は5月に訪問し、昨年はバタバタしていたこともありパスしました。
本来ならばワイフを連れて来てやりたいところですが、柏からであると最低1泊の宿泊が前提となり時間が取れないため、これも実現できていません。
もっともワイフも来週友人達と長野旅行で小布施を訪れるようですから、まあいいかというところです。
そんなわけで、今年も一人で秋の小布施を楽しんできました。
小布施は狭いエリアなのでポタリングには最適ですが、繁華街以外は割に急坂が多く存在します。
レンタサイクルもあるようですが、それらママチャリではちょっと辛いかもしれません。
駐車場の問題もあり裏道は細く観光客も多いので、車での移動はし難く街中の移動には小径車が最適です。
そんなわけで、今回もミニベロ号をレガシーに積み込んで出かけてきました。
■ R117を長野へ

レガシーの後部座席にミニベロ号をそのまま車載し、長岡を4:30に出発しました。
津南を過ぎ長野県の栄村に入るあたりで夜が明けました。
早朝の国道は空いており快適に走ることが出来ます。
■ 道の駅『千曲川』

R117を長野県に入り、飯山市の道の駅「千曲川」に車をデポします。
ここではR117の向こう側に千曲川が国道に沿って流れています。
川の両側の山には野沢温泉スキー場、戸狩温泉スキー場があり、温泉とスキーのメッカでもあります。
小布施からの帰りの時間帯は交通渋滞がかなり激しいので、ここから自転車を利用することで渋滞走行とそのストレスも解消でき一石二鳥です。
また、ここにも地場産の朝取り野菜の販売コーナーもあります。
但し、今朝は道の駅に到着した際には一面霧に覆われており、気温はなんと1℃です。

ここから千曲川沿いに遡上して、中野市経由で小布施へ向かいます。
本来、風景が綺麗なんですが、濃霧で真っ白の世界です。
真冬用のグローブでないので手が冷たいです。
■ コシナ小布施事業所

幸い飯山市を抜けR292に入ったころには霧も晴れて晴天になりました。
カメラに興味のない人はご存知無いでしょうが、小布施には光学機器メーカのコシナの事業所があります。
ここは国内のカメラメーカへカメラやレンズをOEM供給するのを主たる業務とする会社です。
しかし、20年ほど前にマニアの間でレンジファインダーカメラ(ライカなど、又フィルムカメラ全盛期です)が大ブレイクしたことがありました。
その際に、自社ブランドのレンジファインダーカメラ『フォクトレンダー』やスクリューマウント、ライカMマウントレンズなどを矢継ぎ早にリリースして、このメーカも一世を風靡しました。
今はデジカメの時代に変わったので、企業存続も大変なのではと思います。
おそらく今は、コンパクトデジカメのOEM供給が主たる業務なのだろうと推測します。
但し、数年前からドイツの超一流光学機器メーカのカールツアイスと業務提携し、彼社の優れた設計による1眼レフ用の超高級レンズ(ニコンFマウントがメインですが、最近キャノンEFマウントもあり)をツアイスブランドで供給しています。
高価ですが、とにかく解像度が高く周辺光量落ちも少なく、ボケ味も最高の非常に素晴らしいレンズ郡です。
先日Nikon Dfを購入したので、私も一度は使ってみたいと思うレンズです。
それらのレンズも、この工場で作っているかもしれないので興味津々です。
■ 新生礼拝堂

小布施に到着しました。
まだ8時なので、どこの店も開いていません。
そこで、まずキリスト教の礼拝堂のある新生病院へ向かいます。
1932年に結核患者のために開所された療養所が現在の新生病院です。
療養所に併設されたのが、この礼拝堂でゴシック様式の建物です。
近年改修されたそうですが、栗とりんごが描かれたステンドグラスが素敵です。
蔦が綺麗に絡んでいます。
中では朝のミサが始まっており、讃美歌が聞こえてきたので入りそびれました。
■ 淨光寺

淨光寺(ジョウコウジ)は建立600年を超える古刹です。
山門をくぐり石段を上り詰めると薬師堂があります。

この薬師堂は室町時代初期に建立されたもので重文に指定されています。
大きな屋根ですが、なんと茅葺です。
苔の付着した茅葺屋根が時代を感じさせます。
他に参拝者もおらずとにかく静寂でした。
お参りすると、ちょっと心が洗われました。
■ 岩松院

次は岩松院(イワマツイン)です。

仁王門から境内に入ります。

この寺の本堂には葛飾北斎が88歳の時に1年かけて描いたといわれる21畳敷きの大作「八方睨み鳳凰図」が天井に描かれています。
拝観料¥300を支払って、住職の解説を聴きながら天井画を見学しました。
描かれてから、既に160年経過しており補修が大変だそうです。
写真禁止なのでご紹介できませんが、北斎の浮世絵とは全く違うイメージで晩年の心境の変化なのか、大変インパクトのある鳳凰でした。
またこの寺の池のある庭園には、小林一茶の歌碑もありました。
■ 長電長野線

小布施駅には、長電の初期の車両が展示されています。

又、トラス構造の日本で最初の鉄道用鉄橋も飾られています。
■ ランチの予約

今日は「桜井甘精堂泉石亭」でランチを取りますが、10:30開店なので事前(現在10:00)に順番待ちの名前記入を済ませます。
私は3番目で前の2組はいずれもお2人さんなので、開店と同時にランチにありつけそうです。

道路を挟んだ反対側には「桜井甘精堂本店」があり、ここではお菓子の販売をしています。

本店の横にはテラスがあり、天気の良いときは皆さんお菓子やソフトクリームを召し上がっています。
■ 祭り

ランチまで30分ほど時間があるので、街を散策しました。
どうやら小布施はお祭りの様で山車がお出ましです。
■ 酒屋

この店は酒の販売をしていますが、裏には酒蔵があります。

これが反対側で、酒蔵の入口があります。
■ お菓子工場

こんなしゃれた建物ですが、ここは小布施堂のお菓子工場です。
街の景観を壊さない配慮がさすがです。
■ りんごを買う

小布施PAにもりんごなどの地場産の果物の販売所がありますが、北斎館の奥側の狭い商店街に試食をさせるりんごなどを売る店があります。
いつもここで試食して旨いりんごを2〜3個購入します。

今日は秋映(アキエイ)と言う新種?のりんご3個¥400を購入しました。
まだ少し市内を廻るので、おばちゃんに頼んで後で引き取ることにしました。

ここにはアトムがいました。

こっちには鬼太郎も。
■ 出店

先ほど山車がいた道の先には、お祭りの出店テントが沢山出店しており、観光客でごった返しています。
■ 泉石亭でランチ

時間になったのでランチスポットへ戻ります。
「桜井甘精堂 泉石亭」は先ほども説明しましたが、小布施の中心街に本店と道路を挟んで真向かい側にあります。
小さな美術館(栗の木美術館)も併設され、元々は由緒あるお屋敷の跡地だそうです。
この店には20年ほど前から数回訪れています。
2年前の訪問後、その秋に大幅に建物が改修されました。
以前の古くて落ち着いた良さは無くなり、すっかり近代的になってしまいました。
私には以前の店構えの方が好みに合いますが、ここも行列の出来る人気店なので店内も明るい雰囲気となり、これはこれで良いのかもしれませんね。
5年程前から、同じ敷地に「茶蔵」というカフェも併設されています。
さて、建屋が変わり料理の味まで変わっていなければ良いのですが。
店の中から日本庭園を眺めることが出来ます。
■ 甘精堂御膳

これが『甘精堂御膳』です。
栗おこわ、蕎麦、天ぷら、豚角煮、香の物、汁椀がセットになっています。
店構えは新しくなりましたが、味はここそこ健在でした。
但し、最近長森の蕎麦を食べつけているので、蕎麦はちょっと味が落ちたかなと感じました。
他の料理は以前のままの旨さでした。
セットの蕎麦だけを大盛りでオーダーするのが私流です。
20年前頃は確か¥1,200位(蕎麦はセットの普通盛り)の価格だったと思います。
2年前の5月には¥1,840だったと記憶しています。
しかし、¥2,290(いずれも税込み蕎麦普通盛り)へ大きく値上がりしていました。
今回オーダーした蕎麦大盛りは¥2,440でした。
消費税値上げはともかく、建て屋の大幅改修などでお金がかかったのでしょうか?
ちょっと急激に高くなってしまいましたが、20年前のほぼ2倍以内の金額で料理の量、質、旨さ共に変化無しなので、これで良しといたしましょう。
年に1度のお楽しみですしね。
今日も美味しく頂き、お腹も一杯になりました。
私が店を出た11:00には、既に26組が待ち状態とここも本当に人気店です。
■ 食後のデザート

ランチの後は、隣の「茶蔵」でモンブラン栗ソフトを食べました。
これも栗の濃厚な味わいがあり、旨いソフトクリーム(¥350)です。
でも、モンブランでない栗ソフトの方が余計な甘さがなく旨いですね。
■ 歴史民族資料館

町営の資料館で旧石器時代から近代までの小布施の生活にかかわる様々な用具1400点が収蔵されているそうです。
建物自体はかつて町内にあった都住小学校の木造校舎を移築したものだそうです。
土日は基本的に休館だそうですが、今日は秋の企画展中なので開館していました。
町営で無料で見学出来ます。
古い農機具などが、これでもかと展示されていました。
残念ながらここも撮影はNGでした。

入口には栗と昆虫(本物ではありません)がディスプレイされていました。
■ 北斎館

葛飾北斎はここ小布施で晩年の数年間活動していたとのことで、北斎館という記念館があります。

館内には浮世絵だけでなく様々な北斎の作品が展示されています。
先ほどの岩松院の天井画と同様のタッチの絵も多く確認できました。
晩年は浮世絵師と言うより宗教画家へ変質していたようです。
この北斎館が1976に完成したのを契機に、小布施の観光地化が一気に進んだそうです。

北斎館の前も観光客がいっぱいです。
■ 風味堂のミニカー

北斎館の傍に「風味堂」と言うやはり菓子を中心とした店があります。
数年前から、店の前に可愛らしいミニカー(おそらく50ccのエンジン付き)が展示されています。
これがシトロエンのHトラック風でなかなかよろしいです。
■ 桜井甘精堂の工場

街中から、小布施PAへ向かう途中に「桜井甘精堂」の最新工場があります。
お菓子のみを作る工場としてはかなり巨大です。
そういっても今や小布施の菓子店に留まらず、全国区になったのでこの規模は必要なんでしょうね。
大規模化しても味を落としていないことは大したものです。
■ 「ハイウェイオアシス おぶせ」(小布施PA)

上信越自動車道の小布施PAの施設には高速道路からのみでなく、一般道からもアクセスできるようになっています。

それからPA本来施設の食堂で、夕食用に『栗おこわ』を購入します。

無論、「桜井甘精堂」や他の店でも高級な『栗おこわ』が購入できますが、このPAのものがCPは抜群です。
栗の粒ぞろいは悪いですが栗もたっぷり入っており、価格はご町内有名店で購入する半額程度です。
3人前で¥1,550(税込み)です。
これも2年前は¥1,260だったはずなので大分値上げされましたが、充分にリーズナブルです。
いつもここで自分用に栗おこわ3人前を購入し、2晩続けての夕食用とします。
■ 栗畑

栗の名産地だけあり、PAと市街地の間には広大な栗畑が広がっています。
これは収穫した後のイガの山です。
■ 桜井甘精堂で土産

最後にランチスポット『泉石亭』の向かい側にある『桜井甘精堂 本店』(ここは菓子店です)で、栗を使った洋菓子(焼き菓子)を購入します。
特にマロンパイ(栗まるごと1個入り)は好物で、いつも小布施へ来るたびに自分用土産として買って帰ります。
今日は、他の栗焼き菓子3種とのセット品を購入しました。
いつもお世話になっている方への土産にも1箱持ち帰る事にしました。
どれも旨いので、帰宅後のお楽しみです。

ミニベロ号のサドルバッグはご覧の通り一杯です。
これで、小布施における全ての予定が終了しました。
13:00と予定よりはやいですが、そろそろ道の駅「千曲川」へ戻ることにします。
■ 古牧橋

中野市と飯山市の境の千曲川に架かる橋です。
山も川も綺麗です。
■ R117

飯山市街を過ぎてもうすぐレガシーをデポした道の駅です。
朝の霧と寒さがうその様です。
■ 道の駅到着

道の駅千曲川へ到着しました。
ミニベロ号を車載して帰ります。
■ 千曲川

R117はほぼ千曲川に沿って、飯山から小千谷まで続いています。
ドライブ中の眺めもなかなか綺麗で飽きません。
久々にドライブも満喫できました。
2年ぶりの小布施訪問でしたが、何度訪問しても綺麗な街並みが素敵な場所です。
今の時期は新栗を利用した美味しいものも沢山あり、スイーツ好きには堪らないでしょうね。
ちなみに栗ばかりでなく、今日の蕎麦も新蕎麦でした。
朝の自転車での出発の際には気温1℃でとても寒かったですが、昼間は暑くなり1日中雲ひとつ無い最高の天気に恵まれました。
短い時間でしたが秋の小布施を堪能できました。
旨いものも食べることが出来たし、旨い土産も手に入れたので大満足の1日でした。
小布施へは年内にもう一度行ってみたいような気分です。
- 2014/10/19(日) 23:32:24|
- 長岡(新潟)
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自転車に乗れない3連休2014年10月13日(月)この3連休、1ヶ月振りに柏へ帰宅しました。
しかし土曜日は持病の通院、日曜日はワイフの亡母の七回忌、月曜は台風19号の影響が出始め殆ど自転車にのることが出来ませんでした。
今日(月曜日)は、台風の影響がちょっと心配なので、柏を10時過ぎに出発し長岡へ戻ってきました。
今月ブログをアップしていなかったので、連休中の様子をお伝えします。
■ あけぼの山花畑

土曜日には、通院のためいつもの通り診察券を6:00に提出後、あけぼの山の様子を見に行きました。
残念ながらコスモスは未だ満開には程遠い状態でした。
来週末以降が見ごろになりそうでした。
■ 江戸取高校

あけぼの山から新大利根橋を渡って、利根川土手沿いを江戸取高校前まで走りました。
その後クーロンヌにも廻りましたが、血液検査があるためお土産のパンのみを購入して病院へ戻りました。
■ でべそとポタ

病院から戻ると、ミニベロ号に子供乗せを装着し、久々に孫の『でべそ』と手賀沼散策に出かけました。
■ 今度はプリパラ

我孫子の旧エスパのゲムセンターです。
こないだまでは“アイカツ”でしたが、今度は“プリパラ”だそうです。
5人の女の子が並んでいたためなんと30分待ちでした。

ジイサンには理解できませんが、ようやく順番がくると『でべそ』はICカードをセットし、早々にボタンを操作してなにやらシールを手に入れていました。
■ サイゼリアでランチ

本当は中華を食べたかったんですが『でべそ』がピザを食べたいとのことで、いつもの手賀沼沿いのサイゼリアです。
私はミックスグリル(ハンバーグ、ソーセージ、ベーコンソテーのセット)を食べました。
安い店ですが、それほど不味くはありません。
孫と訪れるには良い店です。

『でべそ』は1人では食べきれないので、デザートのアイスを分けてくれました。
■ 手賀沼公園

手賀沼公園へ到着です。

『でべそ』はこの遊具がお気に入りで、声をかけなければいつまででも1人で遊んでいます。
■ 白鳥

ボート乗り場の横で、白鳥に餌やりします。
白鳥だけでなく、鴨も沢山寄ってきました。
■ ミニベロ号の前で

『でべそ』はこのスタイルで子供乗せに座ります。
まるで自分で漕ぐようないで立ちです。
■ ミニSL

今日は珍しくミニSLが営業していました。
『でべそ』が乗りたいとのことなので、1人で乗せてみました。
2周で¥200です。

このミニ電車はJR(国鉄)のリタイヤした方々で運行しています。
以前はSLでしたが、今日は最新の北海道新幹線に変わっていました。

新幹線の前で記念撮影です。
■ 河童噴水

その後、水の館前の河童噴水を見に行きましたが、相変わらず水は出ていませんね。
ポンプが壊れたままなんでしょうかね。
■ 白鳥

北岸を曙橋まで走って、水辺で白鳥を観察します。
この辺りの白鳥の方が餌を欲しがるでもなく優雅に見えます。
■ ラピッド

帰宅すると今度は、『ラピッド』とサッカーです。

サッカーより自転車だろうということで、ミニベロ号のトップチューブに座らせます。
いつになるか解りませんが、この子は自転車乗りに育てます。
■ ワイフとファミレス
土曜日近くの和食ファミレス『はな膳』で夕食を取りました。

NHKの影響ではありませんが、竹鶴のハイボールを飲んでみました。
旨かったです。

宮城産の生牡蠣です。
大きくて旨い牡蠣でした。

アボガドサラダです。

イカのワタ焼です。
こいつもかなりいけます。

メインディッシュの寿司です。
この店はファミレスですが旨い寿司を食べさせてくれます。

デザートの芋付アイスです。
これも美味しく頂きワイフも大満足でした。
■ クーロンヌ

日曜日は土曜に引き続き、朝一で戸頭のクーロンヌへ行きました。

ここで朝食のパンを食べました。
相変わらずカレーパンは最高でした。
■ ビル街の寺

川崎駅からほど近くにあるワイフの実家の菩提寺です。
日曜の昼からここで、ワイフの亡母の七回忌が催されました。
昨年嫁いだ娘と3人でお参りしてきました。
昔は廻りに何もなかったんでしょうが、今はビルの谷間の寺院になってしまいました。
交通の便は良いんですが、趣は今一つですね。

先代和尚のビートルです。
70歳を過ぎているそうですが、今も先代の現役愛車だそうです。
■ 龍号とラピッド

月曜の朝、下の孫と柴犬の龍としばし遊びました。
又、しばらく顔を見ることが出来ません。
今日(月曜日)は、朝のうちに長岡へ向けて柏宅を出発したので、あまりのんびりも出来ず自転車にも乗れませんでした。
しかしながら家族とはゆっくり過ごすことが出来ました。
たまにはこんな休日も良いものだと再確認しました。
ところでこれから関東方面に台風がやって来るようですので、皆さんも充分にお気をつけください。
- 2014/10/13(月) 20:15:55|
- 日々のくらし
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